＜ＮＯＶＡ＞「生徒の会」が初の説明会 千人詰めかける

経営破綻（はたん）した英会話学校最大手「ＮＯＶＡ」（統括本部・大阪市）の受講生でつくる「ＮＯＶＡ生徒の会」（矢吹譲治代表）が１６日夜、大阪市内で初めて説明会を開いた。約２５０席の会場に約１０００人の受講生が詰めかけ、主催者側が急きょ別の会場も用意。多くの受講生が不安な表情で、世話人らの説明に聴き入っていた。

　同会は大阪や東京などの受講生約７０人が世話人となって今月１０日に発足。この日は矢吹代表がＮＯＶＡの保全管理人や事業を引き継ぐジー・エデュケーション（本社・名古屋市）との交渉状況を説明。参加した受講生らからは、猿橋望・前社長らの責任追及を求める声や、「追加負担をせずにジー社での授業継続ができるようにしてほしい」などの要望が相次いだ。