Friday, November 16, 2007

<肝炎>感染の恐れ…全製剤のリスト本人に通知

厚生労働省は16日、肝炎感染の危険があったすべての血液製剤について、製薬会社に副作用リストを作成・提出させ、医療機関を通じて感染者本人に投与事実を知らせることを決めた。感染の疑いがある人すべてにウイルス検査を呼び掛けるためで、同時に納入医療機関の調査も進め、使用実態の全容把握を目指す。

 血液製剤が原因の感染は、薬害C型肝炎訴訟の原告の8割以上が投与されたフィブリノゲンのほか、クリスマシンなどの製剤でも起きている。厚労省はフィブリノゲンについては、製薬会社が02年に作成した418人の副作用リストを基に本人への告知を進めているが、その他の製剤による感染の実態はほとんど分かっていない。【北川仁士】

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